蛍火と白狐




「えぇ〜〜〜っ!!言葉くんそっち行っちゃうの!?」



「仕方ないでしょう。こうでもしないと、問題解決しないんですから。まさか、乗り込んでくるとは思いませんでしたし」



「人間って酷いわ!私の言葉くんを奪っていくなんてっ」



「人も神もそんなに変わらないですよ。というか、誰が誰のですって?」



「私の言葉くん。言葉くんが私の。それはよくて、言葉くん、あっち行って監視ってことは、学校も行かきゃだよ?

学校つまんないよ?退屈だよ?言葉くんの苦手な暇が充満してるんだよ!?」



美少女さんは身振り手振り大袈裟に表現する。というより、学校通うの!?二十歳なのに!?



いやまぁ、見た目は全然違和感ないけど。髪の色と瞳の色以外は。



「うっ……。退屈なのは嫌ですが、それ以外に方法がありません。行きます」