蛍火と白狐




「も〜〜〜〜っ!!いいトコで来ちゃうんだからさ、言葉くんはさー?」



……キモッ!!



このビジュアルでこの口調は気持ち悪すぎるわっ!鳥肌がヤバい!



「とりあえず僕の姿はやめてくれます?」



「はぁい」



彼(?)の姿が一瞬光ったかと思うと、たちまち可愛い少女の姿に変わった。



金色の綺麗な髪。しかも緩くウェーブがかった位置が真ん中のツインテール。



誰が見たって可愛い。まぁ、私の蛍には及ばないけどね!



「すみません、妹がご迷惑をおかけしてしまって。悪気はあるんですけど許してやって下さい」



あるのかよ。



「彩華も、何に苛ついてるのかは知りませんが、無闇に人間を殺そうとしてはいけません」



しかも殺されそうだったの!?



「人間きらい!あの蛍って子はもっときらい!!言葉くんだって、あんまりあの子ばっかり構ってたらきらいになるからね!」



「そうですか。煩いのでちょっと出ていってくれますか?」



「言葉くんのばかあああぁぁぁぁっ!!」



少女は泣きながら出ていった。