蛍火と白狐



イケメンさんは丸テーブルから下りて、椅子に座り直した。



私達も椅子に着く。



「まぁなんつーか、確かに俺様はこいつと仲良くする気なんざサラサラねぇわけだが……。

昨日の行動は詫びてやるよ。悪かったな、いきなり怒鳴って怖かったろ。追いかけたりしたこともな。

一国の王として、情けないっつーか、相応しくない態度とっちまった。

反省はしてる。後悔はしてないが。だから許せ、いいな」



何て上から目線な……。詫びてやるって初めて聞いたよ。傲岸な人なんだなぁ。



でも、この人ならなんとなく許せる気がする。何でだろう。あんまり悪い気にはならないんだよね。



「いいですよ」



「いいですよじゃねぇよ馬鹿野郎」



「えっ!?」



「いいも悪いも、俺様が許せって言ったんだ。お前には許すしか選択肢はないんだよダァホ」



俺様って無茶苦茶だ!