蛍火と白狐




出発して、着いた先は大きくて荘厳なお城。すごい、西洋のお城なんて初めて見た。



そして親睦会会場として案内された場所は、広くて綺麗な庭園。



イケメンさんは丸テーブルに座って、ニコニコとこちらを見ていた。



「よぉー、ようやくご到着かい、お二人さん。まぁ座って座って」



「どうせ彼女をいびりに呼んだんでしょう?大人気ないというか、下らないというか、最低というか……。

誤解は解けた筈です。僕は君になるべく会いたくないので、意味のない会は設けないでくれます?」



「そんな冷たいこと言うなよ。ま、そこがいいんだけどさ。

そう言いながらも来てくれるっつーデレが可愛いよな。

言葉ちゃん俺様の嫁に「ザクザクに切り刻んですり潰して練って蒸して煮て焼いて揚げて炒めて捨てますよ?」せめて食えよ」



「家畜の餌なんか要りません」



「俺様は豚以下か!」



「えっ?今更気付いたんですか?あぁ、馬鹿ですもんね」



「酷ぇ!!」