蛍火と白狐




「で、白髪、あんたは何してんのよ」



言葉の方を見ると、言葉は草原(?)にゴロンと気持ちよさそうに横になってた。



あ、弥緒も一緒に寝てる。



「気持ちよさそうだったので、つい」



寝転びながら、言葉は楽しそうにくすくすと笑う。その姿が可愛くて、私も思わず笑った。



「もー、まるで子供みたいだわ」



確かに、言葉は子供じみた大人かも。でも、変に大人っぽいよりはいいと思うな。



「ねぇほのか、この草はどうするの?」



「あぁ、後で片付けとくわ。とりあえず今日のところはこのくらいね」



「そっか」



私達は地下から出る。



「今日は有り難う」



「どういたしまして。気を付けて帰るのよ。これ、護身用の札あげるわ。何かあったら零ノ解って唱えてね」



「うん、有り難う」



私は札を受け取り、胸ポケットにしまい、神社を後にした。