蛍火と白狐




「……で、そっちのハーフツインなんが蛍か?何や、めっちゃ可愛いやんけ」



ギロリと睨まれる。いやいやいやいや、可愛いとかおかしいですから。



「ふん、何やのその髪型!」



いや、コレは言葉に半ば強引にさせられたというか……。強制的に結ばれたんだけど。



「可愛いじゃないですか。僕のセンスに文句でもあるんですか?」



「お前のセンスにはないわ。てーかお前がやったんかい、ソレ」



「おろしたままなんて勿体無いですよ。それに、彼女の髪はサラサラで結ぶのが楽しいんです。

いじってるといい香りもしますしね。朝の目覚めには最適です」



「「そんなん許さんわああぁぁぁぁぁ!!」」



ほのかと女の子の声が綺麗に重なった。すごい、息ぴったり。