蛍火と白狐




「駄目ぇぇぇぇぇっ!!」



突然ほのかが叫んだ。だ、駄目!?何が駄目!?というか、耳元で叫ばないでほしい。



「駄目、駄目よっ!そんなの許さないわ!ちょっと白髪頭、表に出なさい!」



くいっと親指で廊下を指差すほのか。まるで不良だ。表に出ろって、喧嘩!?



「け、喧嘩はよくないよっ」



「蛍、常識で考てこいつに勝てるわけないでしょ?喧嘩は喧嘩でも、口喧嘩だから安心して」



「あ、口喧嘩……。ででででもやっぱりよくないよっ」



危うく流される所だった。



「君程度で僕に勝てると思ってるんですか?本気で?愉快な頭を持ってるんですね」



「愉快な頭って何よ!?もう頭にきたわっ。滅してやる!!」



「無理でしょう、君では。さっき自分でも言ってたじゃないですか」



「煩い!とりあえず「ご飯食べようっ!」そうね、ご飯……、って、は!?」