私はそれを拾った。 「可愛い……」 私がそう呟くと、 「藤村も負けてないよ。」 と速水君が言った。 その言葉に思わず顔が赤くなる。 「は、速水君何言ってるの??!桜貝の方が私の100倍、いや1000倍可愛いよ!!」 「俺にしたら藤村の方が断然だと思うけどなぁ…」 速水君は褒め上手なのかもしれない。 「でも、ありがと。」 私は照れながらもお礼を言った。