「…さて、じゃあ私はここでっ」
裏庭に着くと早速、瑠璃子が去ろうとする。
私は軽く瑠璃子を睨んだ。
本人は口パクで『ごめん!』と言って手を合わせると、
颯爽と駆けていった。
でも…私一人じゃ多分、
呼び出すこともままならなかったと思う。
その点では、瑠璃子に感謝しなきゃ…かな。
……どうしよう…
さっきから沈黙が続いてる。
こうなっちゃったからには、言わなきゃ…だよね?
将は下を向いて突っ立っている。
だよね…いきなり連れてこられたんだもんね…
私は、手に力を入れて、勇気を振り絞った。
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