「「………」」
ああまた沈黙。
なにか話題ないかな…
頭をフル回転させて探していると、
不意に将が私の腕を引っ張った。
砂場に二人、座る。
将と私の視線が絡まり合う。
鼓動が早くなっていく。
「…俺、小四のときに、女結に告ってるんだよ」
ドキッ…
心臓が、音をたてた。
「秋の風が強いときに、女結とふたりで遊んでて。その時、誰かにとられちゃう前に自分の気持ち伝えようと思って、言ったんだけど……」
「その言葉は、強く吹いた風に持ってかれちまった」
将の少し赤くなってる顔が見える。
私は自然に、将の手を握った。
「……聞こえてたよ。あの時の…将の言葉」
「…だって、私が将を好きになったのが……その時だったから」
