恋のものさし 〜私と彼の凸凹ライフ〜




一緒に帰るのはいいけど、無言。
沈黙のまま、歩いている。


なんか喋って!って思うけど、
自分も喋れていないから、なかなか言えない。



ポカポカ日差しが暖かい。
しばらく歩いていると、横に公園が見えた。



「入ろっか」


将の言葉に頷くと、私たちは公園に入った。



子供達が走り回って遊んでいる。
懐かしいな……




「昔、こうやって遊んでたよな」



ベンチに座ると、将は砂場の砂を掴んで言った。



「覚えてたんだ?」



ヤバイ、ちょっと嬉しい…



「覚えてるよ」




将はなにか言いたげだったけど、
言うのをやめたみたい。