長い長い、間宮先生の話が終わった。
今日は始業式だから、これですぐ帰れるー!!
そう思ったのに。
「大堀はこのあと、俺のところへ来てくれ」
だってぇ…??
せっかくの貴重な時間が!
初めての将との下校が出来ないじゃない。
待たすわけにもいかないし…
とりあえず先に、将に謝らなきゃ。
号令がかかって、みんなゾロゾロ帰り出す。
私は将に手を合わせた。
「ごめんなさい!!…間宮先生から、呼び出しくらっちゃって…。先に帰って?」
悲しいけど、こう言うしかない。
すると、将はカバンを手に持ち立ち上がった。
「いいよ、終わるまで待つ。正門で待ってるから」
将はそう言って教室から出て行った。
