「あのさ…将」
女結が突然、俺の名前を呼んだ。
そう呼ばれるのは慣れてるはずなのに、
なぜか今はドキドキする。
「…クラス、一緒だといいね」
そう言った女結は下を向いてしまった。
が、耳が赤いから、照れてるんだろう。
可愛いヤツ。
「…だなっ」
俺は女結の頭を撫でる。
「相変わらず、ちっせーな」
あ…いつもの口調になっちゃった…!
しばらくこの喋り方してなかったのにな…
驚かれたかな。
「うっさい、でかいくせに」
女結は小さい声だったけど、そう言うと
スタスタ先に歩いていってしまった。
「ま、待てよっ」
俺は女結を追いかける。
この久しぶりの感覚…
楽しい。
