「柳小路の女」
嶋ようこ著 (10頁)
*****
(永花ふうさん)
読み始めた瞬間、
『これはハマる』、そう思いました。
淡々と描かれる、古き時代の夜はとても美しく、そして静かで
レビューにも書かせていただきましたが、
『何かありそう(だけど、『何か』はわからない)』怖さ。
『形がないものを感じる』、
無から有を生む、
その『感じ方』で、生まれるものはきっと違うのだろうな……、としみじみ思いました。
この作品と作家様と出会えてよかったです(上杉さんに感謝です)。
(ペンコ)
真新しさはなかった気がします。時代劇のお決まりの雰囲気といいますか。
前半の吸引力は、絶品だと思います。ですので、後半の不明瞭さが残念といいますか、明確でなくとも、オチが欲しかったというのが本音です。
また、菊二郎の位置付けが、弱いようにも感じました。
いい感じでは、読めました。
(メガネさん)
雰囲気が素敵です。この方も、書きなれている感じがしますね。ストーリーに動きがないところでも文章力で読ませてしまう力があります。
ただ、気になったのは『行きの荷』(しつこい)。
上杉さんの補足コメント(木箱ではないかとの意見)も見、それもそうだなぁと思ったのですが、それわざわざ女が持っていくものかな? 男が持ってた○○(ネタばれ対策)とセットでありそうでは? と思ってしまったのです。
何にせよ、謎めいた書き方をした時点で何かの伏線だと期待してしまいます(ふうさんの突っ込みとカブりますが)。特に意味がないならば削った方がすっきりしたかも。
あとは、ペンコさんと同様ストーリーに何らかのひねりがあったら嬉しさ倍増でした。
マニアックで申し訳ないですが、これの現代版みたいなやつをホラー漫画で読んだことがあるので……(ラストはもうひと展開ありましたが)。
しかし、上手いなぁと思える作品でしたよ。
嶋ようこ著 (10頁)
*****
(永花ふうさん)
読み始めた瞬間、
『これはハマる』、そう思いました。
淡々と描かれる、古き時代の夜はとても美しく、そして静かで
レビューにも書かせていただきましたが、
『何かありそう(だけど、『何か』はわからない)』怖さ。
『形がないものを感じる』、
無から有を生む、
その『感じ方』で、生まれるものはきっと違うのだろうな……、としみじみ思いました。
この作品と作家様と出会えてよかったです(上杉さんに感謝です)。
(ペンコ)
真新しさはなかった気がします。時代劇のお決まりの雰囲気といいますか。
前半の吸引力は、絶品だと思います。ですので、後半の不明瞭さが残念といいますか、明確でなくとも、オチが欲しかったというのが本音です。
また、菊二郎の位置付けが、弱いようにも感じました。
いい感じでは、読めました。
(メガネさん)
雰囲気が素敵です。この方も、書きなれている感じがしますね。ストーリーに動きがないところでも文章力で読ませてしまう力があります。
ただ、気になったのは『行きの荷』(しつこい)。
上杉さんの補足コメント(木箱ではないかとの意見)も見、それもそうだなぁと思ったのですが、それわざわざ女が持っていくものかな? 男が持ってた○○(ネタばれ対策)とセットでありそうでは? と思ってしまったのです。
何にせよ、謎めいた書き方をした時点で何かの伏線だと期待してしまいます(ふうさんの突っ込みとカブりますが)。特に意味がないならば削った方がすっきりしたかも。
あとは、ペンコさんと同様ストーリーに何らかのひねりがあったら嬉しさ倍増でした。
マニアックで申し訳ないですが、これの現代版みたいなやつをホラー漫画で読んだことがあるので……(ラストはもうひと展開ありましたが)。
しかし、上手いなぁと思える作品でしたよ。



