「DEBU専すくらんぶる」

 Dr.ロボット著 (37頁)

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(トマトマトさん)

一部の飛び出す言葉に不快な思いをいだく読者にはハードル高し。ぼくは今回二度目でしたが基本的には好きな感じではないです。
しかし、「レスリングの州大会」というフレーズに惚れた。さらに四点ポジション危険です。なのにやりたい放題。かの伝説のイベント“真撃”を思い出しました。
「ホンマンもサップもエスぺランサーも」については、最後のオチにエスぺランサーを持ってくるのは常道でしたが、実にわかりやすい(←

小説の感想? はい小説の感想ですよ。スカウターが壊れそう。


(ペンコ)

まず、人を選ぶ作品であること。コンプレックスを笑い飛ばせるだけの度量が読者にあるかどうか。
話としましては、しんみりと終盤を向かえましたが、燃え尽きてデブを妥協した辺りが、ちょっとアッサリしていましたね。

しかし、作品として面白かったです。独特な笑いのツボも、多分、少数派として楽しめました。


(トマトマトさん)

もうちょっとだけ。

大抵の読者は笑えると思いますね。マニアックな元ネタに突き放し感があって好きです。元ネタを知らなくても楽しいはず。
個人的には、字が詰まってて良かったなあ、と。あれでテンポが出るというか、一気にダ〜っと読ませることができるというか。

メガネさんに前フリしといて正解でした。


(メガネさん)

うん。
お金を出してでももっと読ませてくれって思える作品です。

個人的にはトマトマトさんとは逆で、携帯用に行間が欲しかったところですが、まぁ面白いので無問題でした。


(オサコさん)

ロボットさんの作品は、私が初めてここで読むタイプの作品でしたので、とても面白かったです。
分からないプロレス用語もあり、この作者さんは万人に向けて書いていないんだろうな?(本当に好きで書いているんだろうな)という潔さにとても好感を抱きました。