「「「きゃぁぁぁぁああ‼」」」


その甲高い鳥の様な声に目眩がした。



何事かと目を向けると、教室のドアの前にケバいお姉様方が居た。



『…………クサい』


「香水だよ、香水。」


涼雨が、私の呟きに溜息混じりに返事をした。


いつまでも甲高い声は聞こえてきて、教室にはいっぱい人が入ってくる。


私は一番身近に居た涼雨の後ろに行って、ギュッと服の裾を握った。



『…………』


私はじーっと外の様子を見て居ると、風生達を見て居た目が全てこちらを見ていた。



その中には男の人も居た。



何故かクラスは静まり返って居て…



『……?』


首を傾げると、また騒がしくなり出す。



「可愛いーーーーっ‼」


お姉様方もいっぱい私の所に来るけど、
私は頑なにソレを拒否し続ける。


私の今の格好は、


頭には小さな帽子の様なモノをリボンで括りつけるモノをつけてあって、


服は真っ白でフリルとリボンがいっぱいあるモノに、


編み上げブーツをはいている。



……恥ずかしい格好です。



私は改めて見て赤面しながら、走った。



「あっ……」


「琉羽!?」

「バカっ……」


「琉羽‼」



私は逃げるのに夢中で教室から出て逃げ回った。




この後、ソレを後悔するのも知らず。