「…………」


「お言葉に甘えてそうさせて貰うよ」


遊優は申し訳なさそうに苦笑しながらテーブルの隅に座った。

「俺、アイス食いてぇ」

「こんな時期にお前は…」


「…味覚馬鹿」


三人はメニューを見ながら変な言い争いをしながら笑っていた。


風生は相変わらず不機嫌そうだけど、こっちをみながら微笑んでいる様にも見えた。



『はぁー…真理斗、いい加減下ろそうよ』


「ん?あぁ、」



『返事しといてのソレは無いと思うよ…』


真理斗は返事しときながら全く下ろそうとはしてくれない。


「…………真理斗さん、それ以上は」


涼雨は困った様に頭を掻きながらチラッと風生と私を交互にみた。

でも、それには全く気づかずに、私は教室の外に視線を投げかけていた。

『…………地響き…』


「お、難しい言葉しってんな」


『…どれだけ私を馬鹿にしてるの』


「てか、お前軽いなぁ、何キロだよ」


女の子に聞く事じゃない事を聞くこいつは神経が一部やられてると思う。


『関係無いでしょ‼』


「ぉ、悪魔と野郎のお出ましだ」



地響きの原因が。


この教室に訪れました。