「…………短い」
もう一度言って、私の腕を引っ張って引き寄せる風生。
『私がやってるんじゃないもん‼』
半泣き状態でかあっとなってると、遊優が苦笑いしながら口を開いた。
「まぁまぁ、似合ってるからいいじゃん」
遊優までそんな事言うのかっ!?
私は一気にどん底に突き落とされながら涼雨の影に隠れた。
「何で涼雨のとこ?」
『涼雨が一番何も言わない』
無口ってこういう時落ち着くね。
何気に侮辱しながら涼雨の腕にしっかり捕まってると、フワッと抱き上げられた。
『うにゃあっ‼』
「マジで猫だな、お前」
真理斗は笑いながら肩に私をのっける。
『たっ、高い‼高いって‼』
肩車というものをされて、バシバシ頭を叩くと、いてぇと泣き言言われた。
こっちが泣き言言いたいよお‼
「おーし、開店すっぞー!」
「…あ、始まる」
「じゃぁ、後でね!琉羽」
「…………」
空祐と涼雨は教室を出て何処かに行って、楼愛と風生と遊優はそのまま残っていた。
「あー、また悪魔がいっぱい来るぜ?」
「まぁ、野郎も来るんじゃね?
こいつのせいで」
と、琉羽を指差す。
自棄になってる琉羽は魂が半分出かけていた。
ソレを押し込みながら疾風は笑った。
「まぁ、皆さんもゆっくりしてて下さい。
琉羽の監視もしたければどうぞ。」
にこりと笑ってスーツを持って教室をでて行った。

