『ぃたっ‼』


「…約束」


『ん〜…自分からは約束する。人からされたら、知らない』


「………ん」


私達はベットに倒れこんだまんま笑った。



「………ラブラブ中すみませんがー」



急に、ドアの方から遊優の声がした。




「………何だ?」


風生が少しムッとしながら返事をした。



「琉羽。



そろそろ理事長に会わせないと」


遊優がそう言うと、風生は眉をピクッと動かした。


「……明日」


「ん、おっけ。じゃぁ用意しとけよ。」



遊優はお父さんみたいな人だね。


……昔の方の…




私は、不意に頭が痛くなって頭を抱えた。




「琉羽!?」


『………大丈夫だよ』


ニコっと笑うとホッとしたようにベッドに腰掛けた。



『………風生ー…』

「…ん?」


『…何にもない』

ニコッと笑うと、風生も笑った。



その後、少しお喋りして、風生は寝た。




『………いつかは離れちゃうのかな?』




悲しくなりながら風生の寝顔を見て居た。