何故自分の名前を噛みながら発してしまったのだろう?
自分でも不思議な位の失態をした。
屈辱と言っても過言ではないし…
私は少し涙がでそうになりながらベッドから下りた。
風生もソレを見て先に部屋をでて行った。
その後を続いて私も部屋を出た。
すると、早速遊優と風生が話し合って居た。
私はボーッと突っ立ってると、前に風生にリビングと教えられた部屋から楼愛が顔を出した。
私を見てちょいちょいと手招きされたのでそっちに行ったらグイッと引っ張られた。
肩車ってやつかな?
148センチの光景しか見た事無いから、楼愛の身長の光景は新鮮だった。
『…楼愛、身長何センチ?』
「………185位?」
訪ねたのに疑問系で返されて、少しイラっとする。
でも、大きな背中の暖かさに懐かしさを感じた。
そのまま眠りそうになった。

