あれ、青どっか行ってたんだ…… でも、それより驚いたのは、 髪のカラフルさ。 『……虹…』 「あ、髪色とか目?すごいでしょ、このそろい具合」 白がクスクス笑ながら自分の白髪をクルクルさせた。 入って来たのは、先程の青と、知らない黄と藍。 「きれいな声してる子だったね~」 『…別に……』 自覚はしていた。 いやって言うほどあの人に言われた事だから。