「………」


「親父さんから遊びは終わり。



との事です。」



「………解ってる」



良輔、は夢羽を見据える。




「ごめん。



最期には抱こうと本気でした。」






良輔の素直な態度に目を見開く彼等。




「まぁ、夢羽は返すよ。



楼愛くん。」




目を細めて楼愛の名を呼ぶ。




ハッとして楼愛は男達を睨む。



「お前等が俺の…」




『違うよ、お兄ちゃん』




夢羽の反論に目を見開く彼等。









『………違うんだよ』





夢羽は俯いてそっと目を閉じた。