『監視カメラ………』 「………何故知ってる?」 金が少し間をギラつかせながら言った。 『………私の部屋に付けられてた…』 目頭が熱くなるのを感じて、目ら辺を腕で抑えた。 その光景を見て2人は黙って何も言わなかった。 その後、少し気まずい雰囲気が流れながら、地響きが聞こえた。 ………何? ギシッと音を立ててドアが開け放たれた。