「……すんごい仲良くなって、ついには暴走族にも皆で入った。 それで、俺等の友情ってヤバいほど硬かったんだ。 そんで、その族でもテッペンとった。 何もかも楽しかった。 ……でも、ある日さ。 俺等の生活に少しヒビが入ったんだ。」 空祐は目を硬く閉じた。