『私……』


「弾けないのかよ~?」


翔太はニヤニヤと笑いながら私を見てくる。


『いや、弾けるけど…』


めんどくさいよー。




『めんどくさいよー。』


「そう言うなって!


子供の試しだ!ほら!やれ!」



私はペットかこの野郎‼




『……はぁ…』



私は仕方なく鍵盤に手を乗せる。




「あ、楽譜……」



『いらない、何曲か暗記してるから』




そう言うと、皆は目を丸くしてたが、集中する為に気にしなかった。







ーーー♪〜♭〜♪♪…




綺麗なピアノの音が室内に響く。



このピアノ、ちゃんと管理されてるのかな………