ーーーーソファーで顔を腕で隠しながら泣く涼雨。
私は………
なんて言えば良いんだろう…?
何を言っていいか解らなくて涼雨を見ていると、涼雨は口を開いた。
「……軽蔑した?」
涼雨の声は震えていて、泣くのを我慢しているのがすごく解った。
『ーーーっ‼』
思わず涼雨を抱きしめてしまった。
「っ‼!」
『軽蔑何かしないよ…
ごめん、私……何て言えばいいのか解らなくて……
あの……えと……んー…』
めちゃくちゃ迷ってると、涼雨がフッと笑った。
「………お前は、そのままでいいよ」
『え?』
ボソッと呟かれた言葉は私には聞き取れなかった。
「………今年は普通で居られそうだな」
涼雨は初めて満面の笑みを向けて来た。
それに赤面しながら涼雨に抱きついた。
嬉しかった。
涼雨が、本当に笑ったことが。

