『……ご馳走様!』
「はいはい」
叫ぶみたいに言うと、隣の風生と楼愛が怪訝な顔をしてた。
うるさかったかな?
でも、私は無視して食器を片付けた。
空祐は溜め息みたいな小さな声で、
「琉羽、お前もっと食えよ?
餓死すんぞ」
……餓死なんてしないゎっ‼
私は眉を寄せながら空祐を睨む。
「ぁ、琉羽、すぐに飯食うからゲームやろうぜ!」
空祐は二カッと笑いながらシチューを急いで食べる。
……詰まってしまえ。
けほっと小さく空祐はむせた。
あ、詰まった。
笑いそうになったけどこらえた。
楼愛と遊優はクスクスと笑っているけど、心配そうな笑みを浮かべている。
「琉羽、でももっと食べないと餓死はしなくても栄養失調になるよ。」
「そーだそーだ」
遊優の言葉に少しドキッとした。
……栄養失調…か……。
懐かしい響き。
私は目を細めながらその場にぼーっと立っていた。

