『っぷ……』
「……笑うな」
頭に手を置かれて、ガシガシと撫でられる。
『んなぁ~‼
やめろっ!』
2人で笑いながらショッピングモールを歩いた。
「……ちょっと、寄っていいか?」
風生はふと、思い出した様に私に問いかける。
『? いいよ?』
よく解らないけど、返事をしておいた。
「んじゃ、ちょっと店寄る」
そう言って、直ぐに入ったお店は、少しごついシルバーアクセがいっぱいある店。
何か、風生好きそう。
私は引っ張られるままに着いて行った。
「音緒」
ねお?
「はーい。
あ、何だ風生じゃん」
奥から出てきた男の人。
綺麗な茶髪は、天然パーマの様だ。
「ん?あれ、女の子」
その人は、私を見て目を丸くする。
一応ぺこっとお辞儀しといた。
「あはは、ちっちゃ、可愛い」
「………寄るな喋るな見るな」
「何その三拍子」
2人はコントの様な事をしながら話している。

