『……私は夢を見ているのかな』


「多分見てねぇ」


『否定するなら、全否定してよ…


何、多分って……』



どーでもいいところをつつきまくる私は目を見張っていた。



今、居るのは大きく“最先端技術導入”と書かれた垂幕がかかっている大きいビル。



縦にも横にもね?


大きさにも十分びっくりしたけど、もっとびっくりしたのは……



『何で……学生がいっぱい…』


そう、さっきからどう考えても制服を見にまとっている人しかほぼ居ない。



いや、制服着替えてこいよ。


少しは大人に見えるかもしんないんだから。



補導されるよ?


そう思っていたら、二人の女子高生らしき人達が警備員か警察官につれていかれた。


……

お気の毒。



私は哀れむ目を向けた。