私は、昨日笑い疲れて寝たらしい。
いつもの様に風生に抱きしめられながらねむっていた。
あぁ~…起きてしまったぁ~…
私は溜め息を吐きながら上半身を起こそうとした。
グンっ!
……風生の細くも“筋肉のついた理想の腕”で、起き上がれないんですけどね。
『風生ー、ふーうー、』
「……ん…」
風生は色っぽい声を出しながら私を抱きしめたまま寝返りをうつ。
ぅおっ!
寝返りをうったおかげで、私は風生の上にいる体制になる。
『もー、風生、学校!』
私は必死に呼びかけたら、風生は少し目を開けて笑った。
「……よく、笑う様になったな」
風生はそう言って私の頭を撫でる。
かああっと自分の顔に熱が溜まって行くのを感じる。
だから、俯いて風生が離してくれるのを待った。

