皆につれられて来たのは、教室だった。
真理斗が教室に居た。
真理斗は、他の選ばれた子に衣装を渡して居た。
真理斗は、黙々と皆に衣装を選んでいく。
私の番になると、私をチラッと見て、にたりと笑って私に衣装を渡す。
………嫌な予感。
私は怪訝な顔をして教室を出た。
そのまま、教室の外に居た人に着替え室を聞いて、そこに行った。
『………え…』
私は、絶句して呆然とその場に暫く立ち尽くした。
最終的にハッとなって、急いで着替えて体育館に行った。
「ぁ、最後の人?
どーぞ、行って」
係の子がステージの方に指差す。
私は、そこに向かって走り出す。
「………あんな奴居たっけ…」
係の子が琉羽を見ながら不思議そうに眉を潜めた。

