『……青さん。』 「………」 『離せ』 私は、返事を聞かずに青さんの腕から出た。 「あははっ‼ 青さんって髪の毛の事かな?」 『…そ。』 私は喋り慣れていないからか、喋り方が変だ。 まぁ、ずっとあんな所に居させられたらなぁ… 「君は何て言う名前?」 白い人が言うと、私は考えた。