自分の強運ぶりに驚きながら、席に着く。 やれやれ、でも寿命が縮む思いだよ・・・。 魔の時間帯である5時間目とはいえ、変な夢まで見て熟睡していたことは少し反省。 私は気を取り直して、教科書を開き(まだ開いてもいなかった!)、ノートをめくった。 新しい単元になったから、気分一新、ページも変えようっと。 そう思って、ノートの新しいページを開いた。 ・・・え? 私は自分の目を疑った。