私はオムライスをほおばりながら、今日の出来事を事細かにおじちゃんに話した。 中身はお母さんに話したこととほぼ同じだけど、楽しい話は何回しても楽しい! おじちゃんは、缶ビールを飲みながら、うんうん、とうなずいたり、ワハハ!と笑ったりしながら聞いてくれている。 オムライスを食べ終わる頃、酔いが回ってきたのかおじちゃんは無口になった。 それから、私のことを見つめてしみじみと言った。 「・・・よかったな、ばんび」