「お前がうちの大学に入った年、言付けたんだ。夏祭りに行かないかって、誘いたくて。」
ザワと風が舞った。
「嬉しかった、お前が一緒の学校来た時。本当に嬉しくてさ。もしかしたらなんて期待もしてた。だけど、お前来なくてさ。ッか、当たり前か。」
言葉が、出ない。
「今朝、アイツから貰ったんだ。馬鹿だろ?もう時効だってのに、こんなくしゃくしゃにしときながら何年も捨てずにいてさ。こんな日にカミングアウトするなんて、ホントに馬鹿な女だよ。」
時効、という言葉が胸を貫いた。
智君は優しい顔で笑った。
「今更だけど、俺ずっと好きだったよ。」
ザワと風が舞った。
「嬉しかった、お前が一緒の学校来た時。本当に嬉しくてさ。もしかしたらなんて期待もしてた。だけど、お前来なくてさ。ッか、当たり前か。」
言葉が、出ない。
「今朝、アイツから貰ったんだ。馬鹿だろ?もう時効だってのに、こんなくしゃくしゃにしときながら何年も捨てずにいてさ。こんな日にカミングアウトするなんて、ホントに馬鹿な女だよ。」
時効、という言葉が胸を貫いた。
智君は優しい顔で笑った。
「今更だけど、俺ずっと好きだったよ。」


