俺達が軽い自己紹介をしていたら 体育館の方から声がした。 「あ、皆出てきたみたいだね。 じゃあアタシもう行くから!また後でね!」 『あ、じゃあな!』 俺は雛菊に手を振り草原に置いてきぼりにされた。 あ…俺も行かなきゃ…。 ここの正門をくぐる時名札を貰った。 【桑音翔也くん、1-1】 俺は今日から一年一組の生徒になった。