魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「はぁ…おもしろかった」


エンドロールが流れる中、ハヤトはまだあたしを抱きしめてる。






「もぅ…離していいよ?」


「もーちょっと」


ハヤトは更にギュッとしてくる。


嬉しい…。


だんだんこの状態に慣れてきてる自分が怖い。







「ハヤトは…さっきの主人公みたいに、あたしが殺人鬼に狙われたら、助けに来てくれる…?」


夢物語みたいなことだけどね。


それでも、なんとなく聞きたくなった。