魔法つかいになって憧れのアイドルと××

あたしがシュンとしてると、ハヤトはクローゼットの方へと歩いていき、


中から黒の無地の襟付きシャツを取りだして、袖を通す。



「…仕事行ってくるわ。あー、最近全然疲れが取れねーんだよな…。

ずっと眠いし、ダルい。なんか疲れたオッサンみてぇ……」


ハヤトは首を回しながら、ため息をついてる。






「…大丈夫?忙しいもんね…」


「まーな……。それでもファンが俺のこと応援してくれてたり、待ってくれてるって思ったら、休むわけにいかないしな」


ハヤト……。


ホントにいつも頑張ってるんだね。