魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「いや……アイツ、あんな顔だった?」



「……えっ?なに言ってるの~?ハヤトは海里と会ったことないよね?」



「そうだよな……ないんだけど……。俺、あーいう顔のヤツ知ってるわ。

…でも、どこで見たのか思いだせねぇ……」


「あっ、それあたしも思った…海里くんって、あんな顔だった?

髪も茶色っぽくて、女の子みたいにすっごくキレイな顔してるよね…。前はもっと幼い顔立ちだったような……」



アイまでがそんなことを、言いだした。







……へっ!?



「なにそれ~!気持ち悪いこと言わないでよ!海里は海里だよ?」



「そうよね……」



お母さんも首を傾げてる。








「そういえば…トロロって、どんな顔だった?」



「…………」



あたしとハヤトは、一瞬顔を見合わせたけど、


考えるのが怖くなって、お互いそれ以上なにも言わなかった。








 * end *