魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「ママー!お姉ちゃん来たよ」


あたしたちの後ろをトコトコ歩いていた海里が、病室の中に走ってく。




「お母さん…さっきの夢の話なんだけど…あたし」



お母さんは、いったん顔を上げたけど、また視線を床に落としてしまった。


…ダメだぁ、やっぱり聞いてくれないのかな。



「お母さん…さっきはゴメンね。家出するとか言って」


あたしがそう言っても、なんの反応もない。


「お母さん…」


そしたらハヤトが、あたしの肩をポンと叩いた。


「俺に任せとけって」


…え?