魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「お姉ーちゃーん!」


パタパタと小さな足音が聞こえたかと思うと、


海里があたしの足もとに走ってきた。


「…海里っ」


「やっと目が覚めたの?もう、寝ない?ずっと起きてる?

会いたかったよぉ…お姉ちゃん」


海里はあたしの足にしがみついて、甘えてくる。



「うん…しばらく起きてるからね。もう、ずっと寝たままじゃないからね」


「よかったぁ…あっ、ママがね…お部屋で泣いてたよ」


そうだった…、お母さんとケンカしたままだった…。


「うん…すぐ、戻るね」


あたしはハヤトの方をチラッと見る。


まだ、赤井くんと口喧嘩してるし…。


あーあ…あの調子じゃ、しばらく終わりそうにないね。