「あと、もうひとつ!ハヤトがね、休業宣言しちゃった!!

もう毎日の楽しみがなくなったよー!ハヤトのいない生活なんて、考えられない」



アイはグスッと花をすすったあと、今さらながらハヤトの存在に気づいて、声をかけた。


「ユナ、誰…?この人」


「えっ!!あ…えーと…」


アイが現れたと同時に、サングラスをかけて帽子をかぶったハヤトは、軽く会釈してる。



「ちょっと…サングラスでよく顔がわかんないけど、めちゃくちゃイケメンぽい!

ユナ、紹介してっ!?」


「えー…えっと…」


ハヤトは黙ってるだけ。


なんて言おうっ…て、あたしが迷ってると…