「ええっ!?そーなんだ…」


もしかして、石田さん…?



「しかもね…アニメの主人公がいいっていうの!!」



「…えっ?」


「ミラクル戦士ってあるでしょ?あれよ、あれ。

なんか知らないけど、こないだたまたま見たら…大好きになったらしくて。

あたしより、ミラクル戦士がいいって…ひどくない!?」



「み…ミラクル戦士!?」



「そーなの。このシーン、夢で見た…とかね?デジャブ?

俺は前世でミラクル戦士と会ったことがあるのかも…とか。もー、言うことめちゃくちゃ」



あたしは、思わすハヤトと顔を見合わせる。