魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「ミラクル戦士!あなたは、ミラクル戦士ですよね!?」


十数人のレポーターに詰めよられ、あたしは身動きが取れなくなる。


なんて答えよう…。


そしてふと校長先生の言葉を思いだした。


そうだ…無理に答える必要もないよね。


あたしは顔を隠すようにして、俯いた。






「答えて下さい!アニメのミラクル戦士と同じですよね。あれは、あなたがモデルなんですか!?」


困ったな…。


とてもじゃないけど、逃げきれる人数じゃない。


あたし…


どうしたら……。


ここも魔法で突破しちゃう!?