魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「…あらっ!?あたし……」


先生は目をパチクリして、驚いてる。



「もう、大丈夫ですよ。…先生、あたし…行ってきます」


「え…ええ…」


キョトンとしている先生を置いて、あたしは体育館の入口へと走る。


入口を、黒い闇が占拠していて、外を見ることができない。


あたしはタンバリンを鳴らし、その闇を突破することにした。


「ミラクルバズーカ!」


――バホッ!!


という音と共に、タンバリンから大砲のような虹色の塊が飛びだした。


入口には綺麗に真ん丸の穴が空き、あたしはそこから外に飛びだした。







一体どんなに、デカいダークネスなの!?



…ハッ!!!!