魔法つかいになって憧れのアイドルと××

体育館に集まると、校長先生が今回の騒ぎへの、マスコミへの対応について話し始めた。



インタビューには答えない、勝手なことを話さない。


こういうのって、尾ひれがついて、話がどんどん違う方向にいっちゃう可能性もあるからね。



さっそくアイがインタビューに答えてたけど、それについては先生は特に触れなかった。


「ミラクル戦士ってさ、ダークネスを倒すために現れるわけだろ?

あの映像に映ってないだけで、ホントにいたんじゃねーの!?」


となりの列に立ってるクラスの男子が、ヒソヒソと話している。


「だったらおもしれ~!マジであんなのが現れたら、当分学校休みになるよな。

あ~、今から現れねーかなー」


な…なんてこと!


現れてたまるかっ!!