魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「おい…ここで、なにやってた?」


そうだった!


あたし、めちゃくちゃ不審人物だし!


魔法使いの魔法陣でここにやって来ました、


なんて言ったら、ますますややこしいことになりそう。






「それが…その……」


しどろもどろになってると、ハヤトがにやりと笑う。


「…ったく…お前は。俺を驚かせるのが好きだよな。留守中に勝手に入るなって、いつも言ってるだろ?」


そう言って、


あたしの体を、ギューッと抱きしめてきた。