魔法つかいになって憧れのアイドルと××

――ドカッ!


「あいたっ!!」


突然誰かに頭を殴られた気がしたけど、振りかえっても誰もいない。


さっき激しい戦いを繰り広げてたから、その後遺症?


あたしは頭を押さえ、とりあえず苦笑い。






「とりあえず残りの時間は、ウチで過ごしましょうね。帰るわよ…アンリ」


アンリのお母さんがアンリの手を引く。


ふたり一緒に歩きだしたそのとき、アンリのお母さんがふと足を止めた。


「……まさか…………いえ……気のせいよね……」


「どうか…しましたか?」


あたしが問いかけると、アンリのお母さんが優しく微笑んだ。