魔法つかいになって憧れのアイドルと××

「そうか……でも、そのことは僕とアンリとの秘密にしておこうね?」


内容聞かれても困るし、あたしは適当なことを言ってみた。



「ハイ……トロロ様がそう言うなら……」



顔を覗きこむと、乙女の顔をしたアンリが、ポッと頬を染めてあたしを見てる。


うわ……なんか、複雑……。


恋する女の子の顔になったアンリ…すっごくかわいい。


いくら最低なことをしたからって、こういう騙し方ってナイよね…。


ちょっぴり罪悪感を感じつつも、なんとかこの場を切りぬけるしかないし、あたしは話を続けた。






「じゃあ…大人しく魔界に帰ってくれるかな」


「あたし……イヤです……あんな…あんな人間の女を……」


あんな人間の女?


「あ~…あれは……」


「いくら研究材料だからって…あのユナって女が、気になるだなんて……。

あたし、日記を読んだ日から、夜も眠れなくって……ううっ……」