魔法つかいになって憧れのアイドルと××

すると、おもしろいぐらいにアンリは引っかかった。



「その声はっ……トロロ様!?やっと…やっと出てきて下さったんですね!?」


「もう…こんなこと、やめよう。僕を追ってここまで来てくれたのは嬉しいけど……アンリが人を傷つけるところを、僕はもう見たくないよ……」


ウマくトロロのフリができてる?


モノマネが得意でよかったよ……って、このときばかりは思わずにいられない。








「トロロ様……わたくしのことを気付かって下さるなんて……やっぱりお優しいですね…」


嬉しそうな声が聞こえたかと思うと、地面に広がっていた暗黒の闇が、一瞬にして消え、金髪の姿のアンリが現れた。



…うわっ、早っ!!!



しかもトロロに会うときは、目玉の怪物の姿じゃないんだ~。


恋する乙女を騙してるようで、なんだか胸が痛むけど……まあ、ここはしょうがないよね。